平成20年12月1日から従来の「社団法人」・「財団法人」は、特例民法法人に移行し、認可を受けて「一般社団法人」・「一般財団法人」になるか、行政庁に公益認定を申請して新たな公益法人である「公益社団法人」・「公益財団法人」になるかを選択しなければならないこととなりました。
それに伴い公益法人会計基準も、新会計基準から新・新会計基準へ変更となっています。

『FREPS Super』は財務諸表等の作成において、公益社団・財団法人、一般社団・財団法人、特例民法法人に求められる基準に対応したシステムです。

新制度における収支予算書は損益計算ベース、特例民法法人が作る収支予算書は資金収支ベースでの作成を要請しています。
また特例民法法人の移行認定申請等の事業年度は損益計算ベースと資金収支ベースの収支予算書を両方作成する必要があります。

『FREPS Super』は従前の収支対応機能を残しています。
従って、損益計算ベースの予算管理、資金収支ベースの予算管理と、それぞれのシーンに応じて収支予算書を作成することができます。

公益法人様向けの会計伝票入力は、正味財産取引仕訳と収支科目取引仕訳を同時に展開できる機能を備えています。
公益法人特有の取引仕訳を会計伝票入力で意識することなく、簡単に行うことができます。

入力の際は、当年度に入力した伝票、昨年度に入力した伝票、参照会計伝票登録であらかじめ登録しておいた伝票のいずれでもテンプレートとして呼び出し、参照入力をすることができます。

科目や取引先等、多数の条件指定による高速検索処理を搭載した会計伝票検索処理、元帳照会により、お探しの伝票や入力状況を迅速に確認・修正することができます。照会した仕訳データからワンタッチで会計伝票入力画面を呼び出し、修正や伝票発行が可能です。

貸借対照表、損益計算書などの月次帳簿から資金繰実績表、キャッシュフロー計算書まで多数の帳表について、帳表のタイトル名称、科目等の名称出力、金額の集計等を自由に設定することができます。

ユーザー毎に弾力的に帳表の表示、集計範囲などを変えられるのは、『FREPS Super』ならではの機能です。

新・新会計基準においては、従来の総括表から内訳表へと変更となり、個別の会計区分から事業単位での帳表作成を求められています。
『FREPS Super』は、新制度に定める計算書類の作成に対応しています。